Wednesday, March 15, 2006

京都府立陶板名画の庭

名画を陶器の板に転写して展示している屋外美術館。ここのスロープの展示作品は3点である。
・ラ・グランド・ジャット島の日曜日 - スーラ
アメリカ - シカゴ美術館- 205cm x 305cm (ほぼ原寸大)
・テラスにて - ルノアール
アメリカ - シカゴ美術館 - 100cm x 81cm (縦横原寸の2倍)
・糸杉と星の道 - ゴッホ
オランダ - クレラー・ミュラー美術館 - 92cm x 73cm(縦横原寸の約2倍)

道を散策しながら、並ぶ家々の窓を覗くような、覗かれているような配置である。水、光、コンクリート、ガラス、木々が、名傍役である。

午前と午後の太陽光の変化、天候の状況で、名画の表情も変化する。
一日を過ごす価値がある美術館。



スー ラの「ラ・グランド・ジャット島の日曜日の午後」、ルノアールの「テラスにて」、 ゴッホの「糸杉と星の道」がスロープ沿いに並ぶ。

糸杉をゴッホが描くようになったのは、精神が不安定になって、サン・レミの病院に入院してからである。

これらは陶板画で、原画を忠実にとあるが、僕には全く別物である。

ここは屋外の美術館。
「絵」に観られている気がするのは僕だけだろうか。




僕と僕らの仲間の投稿記事
エントランス
~「睡蓮・朝」(モネ・睡蓮)
~廻廊「鳥獣人物戯画」・「最後の審判」
空中デッキ「最後の晩餐」
~階段(滝)「清明上河図」
「ラ・グランド・ジャット島の日曜日の午後~テラスにて~糸杉と星の道」
※2005年
京都府立陶板名画の庭 野外彫刻展

ここのHPは、展示会の作品や安藤氏の建築を泣かせるような粗末なコンテンツなので、あえてリンクさせていません。

また、エントランスも、僕が好きなパーツだけを撮影しています。入場券を購入する入り口は好きじゃない。サイン(看板等)が、建築美を損ねているからです。 それでも好きな場所であるには変わりありません。

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